2液を吹き付けて数秒で硬化する仕組みから、6つの特性、工場からインフラまでの適用領域まで。ポリウレアの基本を詳しく解説します。
ポリウレアは、イソシアネート成分(A液)とアミン成分(B液)を専用のスプレー装置で高圧混合し、対象物に直接吹き付けて成形する樹脂です。2つの液体が接した瞬間から反応が始まり、早ければ数秒、遅くとも数分で人が歩けるほどの硬さまで硬化します。
長い乾燥・養生時間を必要としないため、施工当日から現場を使用再開できるケースが多く、継ぎ目のないシームレスな被膜になる点も大きな特徴です。
ポリウレアの最大の特徴は、硬さと柔らかさという相反する性質を同時に持つことです。超速硬化による工期短縮から、耐薬品性・シームレス施工まで、6つの特性が過酷な現場を支えます。
スプレー後わずか5〜10秒で硬化開始。工期を大幅に短縮します。
コンクリートを超える強度で、衝撃・振動・重荷重にも変形しません。
ゴムのような伸縮性で、構造体のひずみに追従しひび割れを防ぎます。
寒冷地から高温環境の工場・機械室まで、幅広い温度帯で性能を維持します。
酸・アルカリ・溶剤・燃料・食品に対して高い耐性を持ちます。
継ぎ目がなく、複雑な形状・隅角部も完全被覆できます。
屋根・外壁・床面から、橋梁・タンク・上下水道まで。ポリウレアはさまざまな現場の防水・防食・補強に採用されています。
アスベスト含有スレート屋根も、撤去せず被覆して長寿命化
コンクリート構造物の防水・補強・防塩害
トラック荷台・特殊車両の耐衝撃ライニング
化学・食品・燃料タンクの内面防食
配管・ポンプ室・ピットの長寿命化
漏洩拡散防止のシームレス被覆
屋上防水・外壁保護・床ライニング
シェルター・データセンターの耐衝撃補強